腫瘍免疫と免疫チェックポイント阻害薬の将来展望

腫瘍免疫関連の医療関係者です。主に癌や免疫などの研究に従事しています。近親者を癌でなくして依頼、研究を進めています。様々な癌における将来展望、現時点での方向性などを研究者観点で書いていきます。主に自分の忘備録ですが、癌と向き合っている方々への情報発信の場となればいいなと思っています。このブログで取り上げている内容はまだ日本で治療を受けることが出来ないものなども含まれますのであくまで今後の展望を見る、またはニュースとしてご覧になってもらえればと思います。

2020-01-30から1日間の記事一覧

リンパ球を増やすIL-7製剤と抗PD-1抗体(Keytruda)の新たな可能性

また色々と可能性を模索しているようです。 MSDは結構、新たな治療ストラテジー創出に向けてアグレッシブですね。 T-cellに特化したNeoImmuneTech、Inc.という会社と組んで、 Hyleukin-7(NT-17)という製剤と現在、臨床応用されている抗PD-1抗体のKeytruda…