企業動向
アステラス社プレスリリースがアップデートされてました。 https://www.prnewswire.com/news-releases/astellas-and-seagen-announce-positive-topline-results-for-padcev-enfortumab-vedotin-ejfv-with-keytruda-pembrolizumab-as-first-line-treatment-fo…
【企業動向】Roche(中外製薬)のテセントリク(Atezolizumab)の腎細胞癌におけるadjuvant治療失敗(IMmotion010) 腎細胞癌において再発転移の治療のラインナップは免疫チェックポイント阻害剤やTKIの上市により拡がりを見せてきている。 抗PD-1抗体+抗CTLA…
日本では抗PD-1抗体としてNivolumab、pembrolizumabが日本でも上市され、抗PD-L1抗体としてDuruvalumabとAtezolizumabとAvelumabも癌腫固定にはなるが使用できる状況である 海外では独自の抗PD-1抗体の開発を各国で進めており、中国のBeiGene社も抗PD-1抗体…
第一三共のADC(抗体薬物複合体)のHER2をターゲットとするエンハーツを皮切りに、ADCの可能性を探索する挑戦は世界でも進んでいる。 米国カリフォルニアに本拠を持つCytomX Therapeutics, Inc.も 抗体製剤に関しては「masking peptide(マスキングペプチド…
肺癌の中でも小細胞肺癌(SCLC)は治療選択肢が乏しく、進行も早い事もあり難治性であることが知られている。 この疾患の治療選択を増やすために各企業も色々なアプローチを行っているが、 今回、United Therapeutics社のUnituxinもSCLC開発に失敗したようだ…
Pembrolizumabが安定的に色々な癌腫で成功を納めている。 そのパートナーとしてのエーザイのLemvimaも評価を高めている。 肝細胞癌や子宮内膜癌においてPembrolizumab+Lenvatinib(Lenvima)が成功に繋がっていそうだ。 lemvimaはマルチキナーゼ阻害剤で、…
先日取り上げたが、肺癌治療における免疫療法ののろしを上げて礎を守り通していた「オプジーボ(nivolumab)」も、現時点では「キートルーダ(Pembrolizumab)」に絶対王者の座を奪われてしまっている。 巻き返しを図るオプジーボは、現在の肺癌治療における…
ちょうど、下の記事を書いている時に見つけたものだ。 個人的には、上記ニュースよりも、今後の方向性を占う上での適応となる、 肺癌におけるヤーボイ(抗CTLA-4抗体)+オプジーボ(抗PD-1抗体)が適応を取得できるかどうかの分かれ道となる。 現在の肺癌治…
Eli Lillyのパイプラインにはそれなりに期待していたのだけれど、結果が伴わなかったのと流れ弾を受けて、Immune oncology部門は無くなってしまいそう。 Eli Lillyは2019年4Qの決算発表において3つのpipelineの開発を止める事を公表した。 どこかにpipeline…